こんにちは、てつです。
2023年のカタールW杯を観に行った旅の途中でUAE(アラブ首長国連邦)のアブダビへ観光に行った際に訪れた美術館「ルーブルアブダビ」の写真と感想を書いていきます。
UAEアブダビの美術館「ルーブルアブダビ」とは?
「ルーブル・アブダビ」は、フランスの首都パリにある世界的に有名な美術館「ルーブル美術館」の分館として、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに設立された美術館です。
この美術館は、2007年にフランスとUAEが協定を結び、その一環として設立されました。その目的は、美術と文化を通じて東西の架け橋となること、そしてアブダビを国際的な文化都市にすることです。
なお、ルーブル・アブダビが展示する作品の中には、パリのルーブル美術館からの貸し出し品も含まれています。このように、ルーブル・アブダビは、美術と文化の国際的な交流の場として、その役割を果たしています。
カタールからUAEアブダビへ移動
カタールW杯の熱気であふれるカタールを後にし、飛行機でUAEはアブダビへ向かいました。
W杯期間中に滞在していた倉庫のようなプレハブ宿からタクシーで10分ほどの移動をし、ドーハ国際空港へ。
朝10時30分発のカタール航空の飛行機に乗っていざアブダビへ。
飛行機代は片道2万円です。カタールW杯にかかったお金が大きすぎて当時は誤差だと思っていましたが、今考えると普通に大きい出費です。
ただ、間違いなく片道2万円以上の価値のある旅でした。
アブダビへ向けて出発。海がきれいです。中央に見えるのはカタールの人工島です。
人工島ってビル建てまくっても沈んだりしないんでしょうか。
カタールからアブダビ(UAE)は飛行機で1時間の距離です。
ドーハとアブダビの時差が1時間なのでアブダビに着く頃には2時間分時間が進むことになります。
1時間のフライトでしたが機内食?が付きました。さすがカタール航空。
ナプキンもカタールW杯仕様です。
気付いたら砂漠の上を飛んでいました。改めてアブダビが無茶苦茶な場所にあるなと感じます。
アブダビ国際空港に到着。
ベンツタクシーでホテルへ向かいます。
新しい国、伝わらない英語、ぼったくられないか怯えながら友人と勢いで乗り込みました。
ホテルに到着。タクシー代は85UAEディルハムで3100円ほど。
相場よりは高めでしたが、他に移動方法がわからなかったので仕方ない出費でした。
シドニーとロンドン用の時計もありました。こうして比べると時間がずれているのがいかに不便かが分かります。
ホテルは普通にきれいで良さげでした。
連日カタールの倉庫のような宿に宿泊していたので高級ホテルのような感動がありました。
連日歩き回って体はヘトヘトですが、ホテルについてすぐにアブダビ観光へ出かけました。
徒歩30分ほどかけて、バスターミナルへ到着。
アブダビの移動は基本的にICカードのようなものにお金をチャージして支払う形式のようです。
大きすぎるお金は使えずに、近くのコンビニで崩してチャージしました。
バス停に移動し、ルーブルアブダビへ向かう94のバスに乗車。
Googleマップでバス停の場所も出発時間も調べました。アブダビでもGoogleマップは優秀です。
バスは指定時間の+2分後くらいに到着しました。
バスで40分ほどかけてルーブルアブダビへ向かいます。
バスの車窓が非現実的でした。友人も私も疲労により爆睡していました。
気づいたら降りるバス停付近位を走っていて、一度別のバス停で降りかけたところ
「ルーブルアブダビへ行くなら次だよ」
と丁寧に教えてくれたおかげで余分に歩かずに済みました。
周りは工事現場が多く、ほとんどがモスクの建設中でした。
モスクはいくらあってもいいようです。
UAEの美術館ルーブルアブダビの写真と感想
そんな感じで無事にルーブルアブダビに到着しました。夕日がいい感じに映えています。
少し歩くとルーブルアブダビの美術館本体が見えてきました。
ルーブルアブダビの看板が。美術館周辺はかなり広い庭のようになっています。
巨大なドーム型の美術館。
建物自体も見所の一つで、有名な建築家ジャン・ヌーヴェルによってデザインされたそうです。
大規模な「浮遊するドーム」は、直径180メートルもあり、その下には美術館の建物が広がっています。このドームは、複雑なパターンの穴が開いており、その穴から差し込む太陽の光が綺麗でした。
入り口に到着。立派な看板がありました。
中に入るとチケット売り場がありました。
この美術館、とにかく広くて全ての展示物を見るのは途方もない時間がかかりました。
正直全ての歴史は把握できないので、「なん凄そうなもの」を観察するような感じで回っていました。
個人的に一番のお気に入りは下のフクロウ?の焼き物です。
この感じの可愛らしい置物が歴史的遺物として超丁寧に扱われ、こうしてアブダビで展示されていると考えるとなんとも感慨深いです。
銅像もたくさんありました。
フランスとUAEとの間には、30年間にわたる文化協力協定があり、その一部としてルーブル・アブダビが設立されたそうです。
この協定によって、本館のルーブル美術館などのフランスの美術館からの美術品の貸与、そして管理と運営に関するアドバイスが行われているようです。
ピカソの絵もありました。ルーブルアブダビにはたくさんの絵画が展示されています。
写真OKなのでツーショットを撮っておきました。
こうして2時間ほど美術館を見て、お土産を買って帰りました。
あたりはすっかり暗くなっていましたが、この足でバスに乗りモスクへと向かいました…続く。
ルーブルアブダビの写真と感想まとめ
今回のルーブルアブダビへの観光は、私にとって初めての美術館鑑賞でした。
もちろん小規模な個展や美術館的な催しには参加したことがありましたが、美術館として建てられている場所へ足を踏み入れたのは初めてでとても新鮮でした。
ドバイに比べて派手さの少なめなアブダビで、かなり目立つ建物だったと思います。
あまり知識がない状態+英語が読めない状態での鑑賞だったので、美術館を十分に楽しめたとはいえなかったので、今後世界中の博物館や美術館を訪れたい身としては、世界の歴史を学びつつ、英語の勉強が必須だと改めて思った観光になりました。
いつかパリのルーブル美術館へ行ってモナリザやニケの銅像を見たいと思います。
それでは!
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