UnivaPay(ユニヴァペイ)の分割決済の端数はいつ支払い?【公式仕様をわかりやすく解説】
UnivaPay(ユニヴァペイ)で分割払いや定期課金を設定したとき、「端数(割り切れない金額)」はどのタイミングで支払われるのか? この疑問は、多くの加盟店が最初にぶつかるポイントです。
この記事では、UnivaPay公式ドキュメントに基づき、端数がどのように処理されるかをわかりやすく解説します。
UnivaPayの分割・定期課金で使われる仕組み
UnivaPayの分割払いや月額課金は、内部的には「data-subscription-plan="fixed_cycle_amount"」という設定を使って行われます。 これは、あらかじめ指定した金額を毎回同じ金額で請求するタイプの課金方式です。
たとえば「39,900円を24回払い」に設定した場合、システム上は「1回あたり1,662円」を23回課金し、残った端数を最後にまとめて処理します。
公式仕様:端数は最終回で支払い
UnivaPayの公式ドキュメントによると、端数は最終回にまとめて課金される仕様です。 引用元:UnivaPay Developer Docs(定期課金パラメータ)
「fixed_cycle_amount」指定時に端数が出た場合、最終回は端数のみ課金されます。
つまり、均等割で1円単位まで分配するのではなく、最後の1回だけ調整される形になります。
実際の例:39,900円を24分割した場合
端数を含む24分割の計算は次の通りです。
| 回数 | 金額 |
|---|---|
| 1~23回目 | 1,662円 |
| 24回目(最終回) | 1,674円(端数12円分を調整) |
| 合計 | 39,900円 |
このように、最終回のみ金額が異なるように設定されます。
加盟店が行うべき対応
① サイト・LP表記で明記する
購入者に誤解を与えないよう、以下のように表示しておくのが望ましいです。
月額1,662円×23回+最終回のみ1,674円(総額39,900円)
この表記なら、請求ロジックを知らない購入者にも安心感を与えられます。
② UnivaPayの設定項目
data-subscription-plan="fixed_cycle_amount"を利用- 「分割回数」「1回あたりの金額」を整数で設定
- UnivaPayが自動的に最終回の端数を計算・請求
③ エンジニア・開発担当への共有文例
UnivaPayでは、端数が出た場合は「fixed_cycle_amount」設定により
最終回に端数分をまとめて課金する仕様になっています。
例:39,900円 ÷ 24回 → 1~23回目:1,662円、24回目:1,674円
均等割には非対応
UnivaPayでは、全ての回を完全に均等割にする(例:一部の回を+1円にして全体を揃える)ような設定はできません。 システム上、端数は必ず最終回で調整される設計です。
まとめ
- UnivaPayでは「端数は最終回で支払い」される
- 設定は
fixed_cycle_amountを利用 - 全回均等割には非対応
- サイト表記で「最終回のみ金額が異なります」と明示するのがベスト
UnivaPayは非常に柔軟な決済システムですが、こうした“細かな仕様”を理解しておくことで、 トラブルのない課金運用が可能になります。

