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「死ぬこと以外かすり傷」を読んで大学生活が一変した話

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こんにちは、てつです。

突然ですが、あなたに取って人生を大きく変えた本はありますか?

この質問に、今のところ私は「死ぬこと以外かすり傷」を選ぶと思います。

「死ぬこと以外かすり傷」とは、幻冬舎の編集者である箕輪厚介(著)の書籍です。2018年の8月28日に初版が発行され、10万部を突破するなど”本が売れない”と言われている今の時代において問答無用のベストセラーとなりました。

今回は僕が大学一年生の春に本書「死ぬこと以外かすり傷」を読んだことによって経験した話を書いていこうと思います。

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読書を始めた大学一年生の春

大学生になってから、とにかくたくさん本を読もう!と思っていました。

本を読めば教養が身につき、語彙力も上がる。ビジネス書を読めば、社会の構造を理解できる。そんな期待から小説だけでなく、哲学書やビジネス書、自己啓発本など様々なジャンルの本を読んでいきました。昔から読書が好きなので、読書への心理的障壁は高くありませんでした。

札幌市の中心部に「札幌市図書・情報館」という沢山の本が読める図書館のような、自習スペースのような素晴らしい場所があるのですが、大学一年生になりたての頃はそこで時間のある限り、様々な本を読んでいました。

大学のサッカー部に所属し、居酒屋でのバイトも始めていたので、合間をぬって本を読みました。

「死ぬこと以外かすり傷」に出会う

大学に入学して数週間も経たないないとある日、いつもと同じように、図書館で本を読んでいました。

「札幌市図書・情報館」は、割と最新のビジネス書や自己啓発本を並べていたので、その中でタイトルが目に止まった一冊をなんとなく手に取って読み始めました。

その本こそ、「死ぬこと以外かすり傷」です。

「この本、タイトル攻めてんなぁ」

それが最初の感想でした。死ぬこと以外かすり傷。初めて見た時、モチベーションが上がる気しかしなかったですね。

どんな内容が書いてあるんだ…?

パラパラと目次を読み、面白そうだったので読むことにしました。

とあるフレーズで、手が止まった

そんな「死ぬこと以外かすり傷」には様々な刺さるフレーズがありました。

箕輪厚介さんの実体験をもとに、熱狂すること、とにかく行動することの大切さがまっすぐ語られています。

その中でふとページをめくる手が止まったフレーズがありました。

今やれよ!

箕輪厚介(2018)死ぬこと以外かすり傷 幻冬舎 より引用

これだけ?と思うかもしれません。これだけです。その時はこの四文字が一番心に残りました。

東京に比べて札幌ってチャンス少ないよなぁ…なんて思って、行動できずにいた自分を奮い立たせるような言葉でした。

そしてこの文章を見た瞬間に、札幌でもチャンスはないのか?何か行動を起こせないのか?と思いすぐにスマホで

札幌 イベント 大学生 [検索]

的なサジェストでイベントを探したところ、複数のサイトを経由して、その日の2日後に開催される、学生と企業を繋ぐビジネス発表会。的なイベントを発見しました。

あるやん、札幌にも。

札幌にはそんなイベントは無いと決めつけ、自分が参加することなどこれっぽっちも考えていませんでした。

結果として、「今やれよ!」という言葉にあの瞬間に出会っていなかったらこのイベントには参加できませんでした。そしてこのイベントで大きな出会いを果たすことになります…

 

「死ぬこと以外かすり傷」で他にも印象に残っている言葉は以下の言葉です。楽しそうに夢中でやってる奴には叶わないよな。努力に勝る天才なし、夢中に勝る努力なし。といったところでです。

熱狂せよ|努力は夢中に勝てない

箕輪厚介(2018)死ぬこと以外かすり傷 幻冬舎 より引用

この本を読んで、今自分に必要なのは、知識でもスキルでもなく、モチベーションや行動力だったんだと気づきました。

  • モチベーション
  • やる気
  • 行動力

が足りないと感じている学生にはぜひ一度手に取って欲しい一冊です。

読むほどにやる気が出てくる、魔法の一冊です。

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本から始まった、運命を変える奇跡的な出会い

そんな偶然見つけたイベントに、迷うことなく参加のメールを送付しました。まさに「今やれよ!」です。

大学一年生で、就活イベント的なビジネスコンテストに多少不安があったものの、学年は関係ない、とりあえず飛び込もう。と勢いで参加を決めました。

結論から言うと、そのイベントに参加したおかげで私は「社長」と出会い、「秘書」になりました。

このイベントには話を聞く学生が30人ほど、ビジネスアイデアを発表する学生が数名、企業側の審査員として5社ほどの企業が参加していたのですが、その企業に紛れ込んで、「東京から北海道を盛り上げにやってきた謎の一人社長」が参加していました。

ビジネスアイデアを持った学生が発表を行い、参加した30名ほどの学生と企業5社で投票し一位を決める。というのがこのイベントのメインでした。そしてその後、参加した企業が自社の紹介をし、30名ほどの学生と5社の企業がそれぞれ分かれてグループディスカッションを行うというのがイベントの概要でした。

他の企業が自社の説明を淡々とする中、自分の海外での旅行の話などを展開するクレイジーな一人社長と、これまた偶然グループディスカッションを組むことになりました。

その後その一人社長から「秘書募集」という怪しすぎるメールが届き、これまた「今やれよ!」精神で秘書の説明会に参加し、今なお秘書として社長を手伝い続けています。

こうして「今やれよ!」を愚直に続けた結果、普通の大学生では経験できないような環境を手に入れました。友人が居酒屋やウーバーイーツで働いている中、私は社長の秘書をし続けています。

 

余談ですが、このグループディスカッション中にとある学生が「webデザイナー」と書かれた、SSRレアカードばりに輝く名刺を出していたのがめちゃめちゃ印象に残っています。

けど、女の子にしかあげてなかったから、多分そういうことです。その日から私はSSRみたいなキラキラした名刺を信用できなくなりました。

彼は今何をしているのだろうか。

環境を手に入れてからが勝負

こうして一冊の本のたった一つのフレーズにより、お金で買えないような面白すぎる環境を手に入れることができた私ですが、素晴らしい環境を手に入れたからといって、満足はしませんでした。

なぜ満足しなかったかというと、「ただ面白い働き方をした大学生」で終わってしまうのが嫌だったからです。その環境で、自分自身をどう成長させられるかを常に考えていました。

強豪校のサッカーチームに入って、もちろんサッカーは上手くなっても、試合に出ることができなければ悔しい。みたいなもんです。

要するに結果が欲しかったんですね。

社長をとなりで見続けられる環境にいるからこそ、自分はこういうスキルを身につけ、こんなに素晴らしい結果を出すことができた。胸を張ってそう言えるまで、今日も私は地道な努力を積み上げ続けます。

結果を出す人の根本原理「継続は力なり」

秘書として様々な経験をしたり、いろいろな本を読んだり、YouTubeやTwitterなどのSNSを通してインフルエンサーや成功している人を見ると、結果を出している人は継続的な努力をし続けていることがわかりました。

世の中には「継続」そのものをコンテンツとして発信している人もいます。

サッカー系YouTuberの「進撃のY」さんもその中の一人です。ひたすらサッカーのシュートを練習する。それを継続し発信し続けることでファンを増やし、2021年8月31日現在のチャンネル登録者数は数は12.8万人にのぼります。

再生回数578万回以上(2021/08/31時点)のシュート練習動画

「死ぬこと以外かすり傷」では、”何か一つでトップになれ”と箕輪厚介さんは語ります。何もサッカー選手としてトップを目指せというわけではなく、サッカーのシュート練習を継続するトップになればいいという話です。

「進撃のY」さんは、YouTubeを通して誰にでも「何か」でトップになれるということを証明しました。

最後に

この記事を書くうえで、今一度「死ぬこと以外かすり傷」を読みました。

大学一年生の頃とはまた違った発見があり、学びがありました。

同じ本でも、読むタイミングで学べるもの、心に残る言葉は違うんだなと改めて感じました。

今の自分が「死ぬこと以外かすり傷」を読んで感じたのは、アイデアを形にしたい!ということです。行動した先で得た環境で試行錯誤し、アイデアを形にしていく。これが今の自分の目標です。

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この記事を書いた人

・2000年生まれ
・新卒でバイアウトを目的とした通販会社を起業
・ビジネスをゼロから学び会社をバイアウトさせるまでの全過程をありのまま発信中
・夢は世界中でサッカーをすること。

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