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誰でも小説のような人生を送っていると思う「夢に迷って、タクシーを呼んだ-燃え殻」【感想、レビュー】

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こんにちは、てつです。

今回は燃え殻さんの「夢に迷って、タクシーを呼んだ」の感想を書いていきます。

夢に迷って、タクシーを呼んだ

著者燃え殻(@Pirate_Radio_
値段1650円(税込)
出版社扶桑社
発売日2021/3/21

\ Amazonで試し読みする/

目次(タップで移動)

この本を読んだきっかけ

この本を読んだのは、作者の燃え殻さんの本をずっと読んでいたからでした。

燃え殻さんは作家、エッセイスト。WEBで配信した初の小説が連載中から大きな話題となり、2017年刊行のデビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』はベストセラーになりました。

私はいままでに燃え殻さんが出版した書籍の

を読んでいました。

本書「夢に迷って、タクシーを呼んだ」は、「全て忘れてしまうから」の完結編です。

燃え殻さん自身の日々の体験を基に、いつか忘れてしまう、でも心のどこかに留めておきたい記憶の断片を、抒情的に、時にユーモラスに綴った、燃え殻による断片的回顧録・完結編。

読み終わったときに、忘れていた自分の大事な記憶を思い出したり、鬱屈とした気持ちが少し楽になったり……コロナ禍の今、先の見えない毎日を過ごす私たちにそっと寄り添ってくれる一冊になっています。

今回は燃え殻さんの「夢に迷って、タクシーを呼んだ」を読んだ感想や思ったことをパーッと書いていきます。

本を読み始めたのは、いつからだろうか。

私が本を読み始めたのは小学5年生の頃で、初めて呼んだ小説はサマーウォーズでした。

初めて一気読みした本は大人気シリーズの「王様ゲーム」。

この先どうなるの?と先行く展開が気になりすぎて、一晩で読み切ってしまったことを覚えています。

大学生になってから、小説を読む頻度が著しく減りました。実用書やビジネス書などの”なんか役に立ちそうな本”ばかりを選んでしまっている気がします。けど思い出すのは小説の内容ばかりだから、案外そう言う実用書よりも物語性のある小説から学ぶことの方が多いのかもしれません。

一気読みは漫画でも小説でも忘れてしまうことが多すぎる、と思ったけど、中学生や高校生の頃の1年間、長い人だと3年間も一緒にいた友達の名前すらあやふやになってしまうのに、たった数時間だけしか読んでない本の内容を覚えている方がすごいのかもしれない。

「夢に迷って、タクシーを呼んだ」を読んだ感想

燃え殻さんは良い意味で人生や仕事への自分の無責任な希望を打ち砕いてくれる。華やかな世界や大人の世界、人との関わりや仕事。若者が抱く人生全ての無責任なまでの期待や希望を、「人生こんなもんだから」といい意味でぶっ壊してくる。

けど「悪くないよね」という風も語りかけてくれている気がする。無責任なまでの希望や期待を持つのではなく、自分のできることをやろう、今できることを精一杯やろうと思える。

本書は短編集のような形態ですが、たった3ページの中に物語が詰まっています。なんでもない日常の風景を切り取った物語に、独特の読後感を感じます。

運命の出会いや這い上がりの成功ストーリー、きらびやかな物語っていうのは、読み切るのに案外エネルギーがいるものですが、燃え殻さんの本は圧倒的に”日常”というか、ひたすら緩やかな登り坂、そんな感じがします。

起伏はないけど、こぐのをやめたら止まってしまうような、そんな文章。うまく喩えられてるかはわかりませんが、そんな感じです。

この本を読み始めたのは2021年の夏頃だったけど、どうしてか途中で一度パタリと読むのをやめてしまいました。そして2022年に年を越した1月の半ば、ふと思い返して読み返し、結局その日の夜に読み切ってしまいました。

誰しも小説のような人生を送っていると思う。

小説とかの物語はものすごいスピードで時間が経過していきます。

けど、実際の人生は行間やページの間があまりにも長い。ページをめくると1年や2年があっという間に過ぎ去ってしまう小説と違って、私たちの人生はあまりにもゆっくり進んでいくものです。

1年は長いくせに、1日はあっという間に終わってしまう。そんなどうしようもなさが、人生なんだなぁと思います。

みんな何かに向かって生きていて、場面を切り抜いたら小説のような物語性を持っている。

自分で当たり前だと思っている環境が、誰かにとっては当たり前じゃなかったり、自分では正義だと思っているものが他人にとっては悪だったり。結局物の見方でしかないんだなと思います。

この本を読んで、自分は今やれることを、やれる環境で精一杯やっていくだけだなと、覚悟みたいなものが生まれました。後から自分で振り返ったり、誰かが横で見たときに、きっと自分の人生も小説みたいな物語になるんだと思います。

その物語の行間を、ただひたすらコツコツ積み上げていくだけ。

夢に迷って、タクシーを呼んだ

著者燃え殻(@Pirate_Radio_
値段1650円(税込)
出版社扶桑社
発売日2021/3/21

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この記事を書いた人

21歳大学生|ブロガー&WEBメディア管理人|大学1年時に札幌の学生ビジネスイベントに参加して出会った深作浩一郎さんの倍率50倍の秘書兼弟子になり二年。新規事業も任され今冬リリース予定。社長のTV出演や東京出張、高級飲食店にも同行し学びや継続をアウトプット中。社長の秘書として必死に仕事を手伝いながら、起業・ビジネス・IT・WEBと言った様々なジャンルについて学び、その全てをSNSやブログで発信中。

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